“受験シーズンの痴漢”警戒強化 試験会場警戒やSNSチェックも 警察庁
13日から大学入学共通テストが行われますが、警察庁は、受験シーズンに合わせ、痴漢への警戒を強化しています。
松村祥史国家公安委員長
「近年、受験期においてSNS上で受験生を狙った痴漢をあおる悪質な投稿も見受けられる」
13日と14日、大学入学共通テストが行われますが、警察庁によりますと、例年、受験シーズンになると、「受験の日は被害者が被害を申告できないから痴漢し放題」などと痴漢をあおるSNS上の悪質な投稿が相次いでいるということです。
こうした事態を受け警察庁は去年11月、全国の警察に対し、痴漢対策を強化するよう指示しています。
引き続き、鉄道事業者と連携して注意を呼びかけるアナウンスを行うほか、試験会場の警戒や、悪質な投稿に対するサイバーパトロールを強化していくということです。