グループ会社の株式を譲渡した際の手数料を水増しして、法人税およそ7400万円を脱税するなどした疑いで、ウェブサイト企画会社とその代表が刑事告発されました。

東京国税局から刑事告発されたのは、北海道・札幌市のウェブサイト企画会社の「NDH」と宮本清之代表です。

関係者によりますと宮本代表は、2020年から2022年にかけて、グループ会社の株式を譲渡した際の手数料を水増しするなどして、2億9000万円あまりの所得を隠し、法人税およそ7400万円を脱税したほか、消費税およそ1300万円の還付を不正に受けた疑いが持たれています。

宮本代表は、不正に得たカネをゴルフ会員権の購入などにあてていたとみられています。

宮本代表は、24日までに日本テレビの取材に対し、コメントしていません。