バス事故を想定“多数のケガ人”短時間で搬送する訓練
交通事故のはずみで、路線バスが歩道に乗り上げ、多数のケガ人が出たという想定で、短時間で病院へ搬送するための訓練が行われました。
14日午前、東京・北区では赤信号を無視した乗用車と衝突した路線バスが歩道に乗り上げ、20人以上のケガ人が出たという想定で訓練が行われ、東京消防庁や警視庁の隊員らおよそ100人が参加しました。
車に取り残された人を救助し、負傷者の治療の優先順位をつけるトリアージを行うなどして、多数のケガ人が出た際に、短時間で効率的に病院へ搬送する手順を確認していました。
ことし都内では、デフリンピックなどのイベントが開催される予定になっていて、東京消防庁は、こうしたイベントで有事が起きた際に、「迅速に対応できるよう、関係機関との連携を引き続き強化していきたい」としています。