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遊具のある施設が突然…廃止 “子どもの声がうるさい”一部の住民の意見が発端に 納得していない人も 長野市

2022年12月6日 19:50

長野市で、遊具のある施設が突然、廃止されることになりました。発端は、近隣住民から市に寄せられた“子どもの声がうるさい”などという意見だったということです。住民の中には、廃止について納得していない人もいるようです。

    ◇

6日、長野市内にある「青木島遊園地」に行ってみると、入り口には「令和4年12月頃から閉鎖します」との張り紙がありました。遊具のあるこの施設が“ある理由”で、廃止されることが決まったのです。

青木島遊園地は長野市の住宅街にあり、近くには保育園や小学校、児童センターがあります。

地元住民
「どんぐりの木があるんですよね。場所もいいし、子どもたちが遊ぶにはいいと思うんだけどね」

「残念ですね」

なぜ子どもの遊び場が廃止されるのか、管理している長野市役所を取材しました。廃止となった“発端”は、近隣住民からの意見でした。

長野市・公園緑地課 平澤智課長
「児童センターの子どもたちが40~50人、一斉に遊ぶという状況で、大きな声や音が発生している状況だったようです」

市によると、青木島遊園地は2004年4月に地元住民からの要望で開設され、子どもたちが遊びに来ていたといいます。しかし、開設当初から一部の住民より「うるさい」などと意見が来始めたというのです。

市は園の入り口に植栽を植えたり、遊具の位置を変えたりと対策をしましたが、一部の住民の意見は収まらなかったということです。

一方で、児童センターは子どもたちが利用しない方針を出しました。その後、地元の区長会からの廃止の要望を受け、市は来年3月末をもって廃止することを決めました。

この決定について、地元の人は――

地元住民
「(廃止の連絡は)突然来た、自治会から。頭にきている」

「遊園地といっても器具が何もない。滑り台があるわけでもないし、遊ぶ道具がないんですよ、ほとんど」

長野市・公園緑地課 平澤智課長
「現在はほとんど子どもたちが使っていない、そういう状況になってしまっている。地元要望によってつくったにもかかわらず、地区の方からも使われてない状況を見ると、廃止やむを得ずと」

子どもたちが遊ぶ場所での突然の“廃止”に、住民の中には納得していない人もいるようです。