天皇陛下 即位後初めてオペラを鑑賞
天皇陛下は15日夜、2019年の即位後初めて、オペラを鑑賞されました。
天皇陛下は15日夜、東京・渋谷区の新国立劇場を訪れ、オペラ「シモン・ボッカネグラ」を鑑賞されました。
若い頃からオペラに親しんできた陛下が、劇場で鑑賞されるのは2019年以来で、即位後初めてとなります。
鑑賞されたのは、イタリアに実在した総督シモン・ボッカネグラの苦悩や対立、和解を描いた作品で、19世紀の作曲家ヴェルディの“隠れた最高傑作”ともいわれるオペラです。
陛下は熱心に鑑賞し、身を乗り出すようにして大きな拍手を送られていました。
公演終了後、指揮者の大野和士さんや演出家、歌手らと英語で懇談した陛下は、一人ひとりに「素晴らしかったです」と感想を伝えられたということです。