都営バス“双子用ベビーカー乗車拒否”大山加奈さんに都が謝罪
バレーボール元日本代表の大山加奈さんが、双子用ベビーカーと都営バスに乗ろうとして乗車拒否されたなどと明らかにしたことに対し、8日夜、東京都は、一部の対応が不十分だったと謝罪しました。
大山加奈さんは7日、双子用ベビーカーと都営バスに乗ろうとして、1台目では扉を開けてもらえず、乗車できた2台目では乗務員に手伝ってもらえなかったとSNSに投稿し、波紋が広がっていました。
東京都交通局は調査結果を明らかにし、1台目の乗務員はバス停の看板に隠れ気づかなかったとしたものの、2台目の乗務員は、ベビーカーを置くために座席をたたむという所定の対応を取らなかったと認めました。
都は「対応が不十分だった。申し訳ない」と謝罪し、「手伝いが必要な際は前の扉からお声がけいただくよう周知をはかる」としています。
※写真:アフロスポーツ(バレーボール元日本代表・大山加奈さん 2016年)