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副業サポートを名目に…秋田県内で詐欺の被害相次ぐ YouTubeの広告がきっかけ

2024年8月30日 11:51
副業サポートを名目に…秋田県内で詐欺の被害相次ぐ YouTubeの広告がきっかけ

副業をサポートするとして高額な費用を要求する詐欺の被害が相次いでいます。

由利本荘市の20代の男性は約216万円を、仙北市の40代の男性は129万円をだまし取られました。

由利本荘警察署の調べによりますと、由利本荘市の20代男性は、23日、動画共有サイトYouTubeで「アンケートに答えて3万円をゲット」と書かれた広告を見つけました。

男性がそのサイトにアクセスすると、相手が無料通信アプリLINEの友達に登録され、450万円で副業サポートを受けられるプランを勧められたということです。

男性は、29日までに指定された口座に現金合わせて約216万円を振り込み、だまし取られました。

また、大仙警察署の調べによりますと、25日、仙北市の40代男性がYouTubeで副業に関する広告を見つけ、アクセスすると、「【フルーツ】★受取専用」というアカウントがLINEの友達に登録されました。

男性が送られてきたURLにアクセスすると「フルーツ担当【森】」というアカウントが友達に追加され、その後、森を名乗る人物とのビデオ通話で「パイン」という副業サポートを契約しました。

サポート費用として230万円を要求されたため、28日、指定された会社名義の口座に、2回にわたり、現金合わせて129万円を振り込み、だまし取られたものです。

警察は、副業のサポート費用などの名目で高額な費用を請求するのは特殊詐欺の手口だとして、注意を呼びかけています。

    秋田放送のニュース