今季一番の冷え込みのところ多く 気温差の大きい一日に
9日朝は鹿角市八幡平で今シーズン初めて気温が氷点下となりました。朝は冷え込みましたが日中は20度に達したところもあり、気温差のかなり大きい一日となりました。
鹿角市特産のリンゴの木が植えられている市役所の敷地内には、ふじや紅玉、秋田紅あかりなど、5つの品種の14本が植えられています。
鹿角市は特産に親しんでもらおうと毎年、地元の園児を招いて収穫祭を開いていて、9日は約40人が真っ赤に実ったリンゴを元気に収穫しました。
9日朝の県内は、多くの地点で今シーズン一番の冷え込みとなり、鹿角市中心部は1.8度まで下がりました。最低気温は鹿角市八幡平が氷点下0.5度と今シーズン初めて0度を下回りました。横手市で2・5度、秋田市は5・3度でした。
一方で最高気温は由利本荘市の本荘や横手市で20度に達し、一日の気温差がかなり大きくなりました。
その気温差によって甘さが凝縮されるという鹿角のリンゴ。子どもたちも、もぎたてを味わいました。
9日収穫したリンゴは約250キロ。鹿角市内では、ふじや王林などの収穫があと10日ほど続くということです。