「ダメ!絶対!」危険な子どもの車内放置を防ぐ
気温が上がり、暑さが本格化するこれからの時期に危険性が高まる、子どもの車内放置を防ごうと、横手市でキャンペーンが行われました。
地元の園児たちも参加して、子どもを車に置き去りにしないよう注意を呼びかけました。
園児
「車でお留守番、ダメ!絶対!」
横手市十文字町のスーパーで行われた、子どもの車内放置防止キャンペーン。
地元の認定こども園の年長園児が「ミニ警察官」として参加しました。
警察や地域の人たちと一緒にチラシを配りながら、子どもを車内に置き去りにしないよう注意を呼びかけました。
また、エンジンを切った車の中の温度がどれだけ上がるかの測定も行われました。
朝から日差しが降り注いだ横手市のこの時間の気温は、約24度。
計測を始めてから90分ほどで、車内の温度は外の気温の2倍以上、60度を超えました。
横手警察署 生活安全課 柴田美由紀 主任専門官
「ちょっとの間だから、クーラーをかけているからと言っても、熱中症の危険があったり、それから命の危険があります。決して子どもを車内に一人にしないように、十分注意していただければと思います」
横手警察署は、これから夏にかけてスーパーやコンビニなどの駐車場の巡回を強化しながら、子どもの車内放置防止に努めていくことにしています。