陸自 隊員2人が懲戒免職と停職6か月
陸上自衛隊秋田駐屯地の隊員の不祥事が相次いで明らかになりました。同僚のワイヤレスイヤホンを盗んだとして26歳の男性隊員が懲戒免職となり19歳の男性隊員は同僚に対するセクハラ行為があったとして停職6か月の処分となりました。
陸上自衛隊秋田駐屯地によりますと26歳の男性隊員は去年3月、同僚のワイヤレスイヤホンを盗んだことがわかりました。秋田駐屯地内であった別の紛失物をめぐる聞き取りで本人から申し出があったもので5日付で懲戒免職処分となりました。
また19歳の男性隊員は去年11月、清掃作業中に同僚の尻や胸をさわるセクハラ行為があったとしてきょう付で停職6か月の処分となりました。被害の訴えを受けて秋田駐屯地が調べを進めていたもので聞き取りに対し男性隊員は「ハラスメントの認識はないが、不快な思いをさせたことは反省している」と答え一部否認していますが依願退職を申し出ているということです。1年以上たっての処分に秋田駐屯地は「事実確認や手続きのため時間を要した」と説明し「指導と教育を徹底して事故とハラスメントの根絶に努める」とコメントしています。