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秋田県内で特殊詐欺被害相次ぐ インターネットで見かけた投資に関する記事がきっかけで…北秋田市の70代男性が3200万円余りをだまし取られる 由利本荘市とにかほ市ではロマンス詐欺

2025年2月13日 18:04
秋田県内で特殊詐欺被害相次ぐ インターネットで見かけた投資に関する記事がきっかけで…北秋田市の70代男性が3200万円余りをだまし取られる 由利本荘市とにかほ市ではロマンス詐欺
インターネットで見つけた投資に関する書き込みをきっかけに、北秋田市の男性が暗号資産のもうけ話をもちかけられて、約3250万円をだまし取られました。

このほかにもいわゆるロマンス詐欺の被害が相次いで明らかとなりました。

北秋田警察署の調べによりますと去年11月下旬、北秋田市に住む70代の男性がインターネットの投資に関する記事に載っていた会社名をクリックしたところ「050」から始まる電話番号につながりました。

従業員をかたる女から片言の日本語で「運営するサイトに登録すれば投資の取り引きができる」などと言われた男性は、暗号資産の取り引きサイトへの登録や、必要なソフトウェアのダウンロードを指示されました。

これに応じると、初めのうちは投資金を引き出すことができたため、男性は相手を信用し入金を続けました。

その後、利益を引き出すための手数料などを要求された男性は、指定された口座に18回にわたって現金を振り込み、あわせて約3250万円をだまし取られました。

不審に思った男性が弁護士に相談して被害が明らかになりました。

マッチングアプリで知り合った相手に好意を抱き…

詐欺の被害はほかにも。

由利本荘警察署の調べによりますと、由利本荘市に住む60代の男性は去年12月、マッチングアプリで知り合った女性を名乗る相手と通話アプリのLINEでやり取りを重ねるうちに好意を抱くようになりました。

その後相手から「姉が金融機関の仕事をしている」「暗号資産の買い方を教えてあげる」などと言われ“取引サイト”に登録。

相手の指示に従って暗号資産約490万円分を送金し、だまし取られました。

またにかほ市の40代の女性は同じような手口で61万円分の暗号資産をだまし取られました。

もうけ話をきっかけにした詐欺の被害が後を絶ちません。

最終更新日:2025年2月13日 18:32
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