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秋田市の人口 30万人割れ

2023年11月15日 18:47
秋田市の人口 30万人割れ

秋田市の人口が30万人を下回ったことが最新のまとめで分かりました。死亡する人の数が生まれる人の数を上回る自然減が大きく1990年以来33年ぶりに30万人を下回りました。

秋田市は国勢調査と住民基本台帳を基に毎月の人口を推計しています。秋田市によりますと、今月1日現在の人口は前の月から185人減って29万9911人となりました。30万人をした回るのは1990年以来33年ぶりです。

秋田市の人口は戦後、右肩上がりで増えました。1980年以降は増加のペースが緩やかになったものの、1989年には初めて30万人を超えます。旧河辺町と旧雄和町と合併した2005年に、人口は33万6322人となり最も多くなりました。しかし、それをピークに減少が続いています。

秋田市も少子高齢化が年々顕著になっています。それに伴って死亡する人の数が生まれる人の数を上回る自然減が大きくなっていて、30万人割れの主な要因となっています。転入する人を転出する人が上回る社会減は抑制傾向にありますが秋田市の人口はこのあとも減少が続く見込みです。

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