送迎バス置き去り防止の安全装置 3月末までに設置完了へ
静岡県でおととし送迎バスに園児が取り残されて死亡したことを受けて義務化された置き去り防止の安全装置について、今年3月末までに県内のすべての送迎バスに設置が完了する見込みであることがわかりました。
置き去り防止の安全装置の設置は去年4月に義務化され、今年3月までの1年間が猶予期間となっています。国のこども家庭庁は出来る限り去年6月末までに設置するよう求めていました。
ただ、こども家庭庁の調査では、去年10月末時点で設置を終えたバスの割合は全国平均で72・5%でした。その時点で県内で設置が完了していたのは、対象となった191施設の316台のうち259台で、82・0%です。去年の年末時点では91・1%になり、今年3月末までに県内のすべての送迎バスへの設置が終わる見込みです。