年末にインフル患者1割増 コロナ感染者も増加
県内では最新の調査でインフルエンザの患者の数が、前の週と比べて1割ほど増えました新型コロナの感染者も増えていて、県は感染予防対策を心がけるよう呼び掛けています。
県のまとめによりますと、先月31日=大みそかまでの1週間のインフルエンザの患者の数は調査した52の医療機関合わせて1034人でした。前の週から47人増えて再び1000人を超えています。
1医療機関あたりの患者の数は20.27人です。保健所別では能代が最も多く、36.75人。次いで北秋田が36.00人でした。能代、北秋田、秋田中央、大仙には、前の週に続き警報が発表されています。また、秋田市、横手、湯沢には継続して注意報が出されています。
新型コロナウイルスの感染者は県内52の医療機関で前の週から45人増え240人でした。10人以上の感染が報告される集団発生は新型コロナは県内5つの施設で。インフルエンザは県内8つの施設で確認されています。
県は「年末にかけて人の往来が増えたことなどが、感染が広がった要因とみられる。この時期は空気の乾燥などで感染症にかかりやすい傾向にあるので引き続き、手洗いなどの感染予防対策を心がけてほしい」と呼びかけています。