バス会社が保育園児対象の交通安全教室
大館市のバス会社が保育園児を対象に交通安全教室を開きました。参加した子どもたちはバスなどの大きな車に潜む危険や正しいバスの乗り方を学びました。
この教室は、交通安全の大切さを子どもたちに学んでもらおうと大館市の秋北バスが開いているもので27日は地元の有浦保育園の園児、およそ60人が参加しました。
初めに学んだのは、バスなどの大きな車に潜む危険です。車は曲がる際、前輪と後輪で通る場所が異なり、内輪差が生まれます。交差点などでは、後輪に巻き込まれないよう特に注意が必要です。
子どもたちは実際にバスの運転席にも座り、ドライバーから歩行者が見えない、死角があることを学びました。
次に学んだのは、「バスの正しい乗り方」です。路線バスでは、揺れる車内で乗客が転倒してけがをすることもあるといいます。走行中のバスの中で動き回ってはいけないことを学んだ子どもたち、最後は運賃の支払い方も練習しました。
各地で教室を開いている秋北バスは、「これからの時期は夕暮れが早くなるので、交通安全には特に注意してほしい」と呼び掛けています。