SNSで見た「お小遣い稼ぎができる」という副業に関する広告をきっかけに、秋田市に住む20代の女性が現金227万円をだまし取られました。

秋田臨港警察署の調べによりますと、秋田市に住む20代の女性は、去年3月中旬、スマートフォンでSNSのInstagramを見ていた際「お小遣い稼ぎができる」と書かれた広告をタップし、その後、無料通話アプリLINEでつながった相手とやり取りを始めました。

相手からは「商品の写真やデータをコピーして、メルカリなどに出品すれば利益が得られる」「作業にあたり500万円のサポート費用が必要だ」と説明され、女性は費用の一部として、3回にわたり227万円を振り込み、だまし取られました。

その後、作業をしても報酬がなく、さらに一方的に解約手続きの書類が送られてきたため、家族から詐欺ではないかと指摘された女性が警察に届け出て、被害が明らかになりました。

“簡単にもうかる”などという広告をきっかけにした詐欺被害が、今年も後を絶たず、警察が注意を呼びかけています。