待ちに待った“本隊”接岸 季節ハタハタ
男鹿市の北浦地区や八峰町でまとまった水揚げがありました。北浦地区の水揚げは8トンを超え待ちに待った“本隊”の接岸に漁港は一気に活気づいています。
男鹿市北浦にある相川漁港では19日未明から季節ハタハタの水揚げは休みなく続いています。漁協によりますと午後3時までに相川漁港と隣の北浦漁港をあわせておよそ8・1トンの季節ハタハタの水揚げがありました。午後4時半時点でも漁に出ている船があり水揚げ量はさらに増える見込みです。
待ちに待った大漁に漁師たちはハタハタをオスとメスに分ける作業を終えると正午過ぎ、再び船を出しました 。日中の時間帯も複数の漁船が漁に向かう様子がみられました。
網を引き揚げに出ておよそ1時間。船が戻ってきました。船の中にはやはり大量のハタハタです。
19日は八峰町の岩館漁港と八森漁港でも合わせておよそ13トンの水揚げがあったということです。一方で男鹿市の船川漁港やそれより南では不漁が続いていて、今シーズンも地域ごとの偏りが出ています。資源量の低迷に不安を募らせようやく迎えた北浦地区や八峰町の漁の本格化。漁港は活気づき漁師たちもこの後に期待を膨らませています。