今年の一般公開終え「青ガエル」が“冬眠”
忠犬ハチ公のふるさと大館市で4日、2020年に渋谷から移設された車両、通称「青ガエル」の冬囲いが行われました。
鉄道車両としての役目を終えてからはJR渋谷駅前で観光案内所として使われていた「青ガエル」。渋谷の再開発にともなってハチ公ゆかりの大館市が譲り受け、市の観光施設「秋田犬の里」で一般に公開しています。今シーズンの公開は3日で終わり、4日は冬の寒さと風や雪による劣化を防ぐため冬囲いが行われました。
ハチ公生誕100年にちなみ、さまざまなイベントが開かれた今年の大館市。秋田犬の里には、11月末までに去年よりも5万人ほど多い16万人あまりが訪れています。中には「青ガエル」目当ての観光客もいるということです。
大館の厳しい冬の寒さに備えて“冬眠”に入った「青ガエル」。次に会えるのは来年の春、4月の予定です。