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外国人技能実習生対象の110番通報の訓練

2024年1月8日 18:50
外国人技能実習生対象の110番通報の訓練

企業などで働きながらその技術を学んでいる外国人技能実習生を対象とした110番通報の訓練が行われ、参加者が、緊急時の対応の仕方を学びました。

訓練は、10日の110番の日を前に鹿角警察署が企画しました。参加したのは、鹿角市の企業で働くフィリピン人の技能実習生14人。長い人で日本に来て3年半、短い人は3か月ほどです。いずれも日本語での会話はある程度できるということですが日本でもフィリピンでも警察に通報した経験はありません。8日は交通事故を目撃した想定で“初めての110番”に挑戦しました。

去年4月から、全国で本格運用されている110番映像通報システムも体験しました。通報者が撮影した映像は、県警察本部の通信指令室にリアルタイムで送られます。言葉でやり取りしなくても状況を伝えられる有効な手段となります。県警では、中国語、韓国語、ロシア語など9つの言語に対応できるようにしているということで、「事件事故の当事者や目撃者になった場合は言葉に不安があってもためらわずに通報して欲しい」と呼びかけています。

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