顔写真入り「NG記者リスト」コンサル会社担当者が独断で作成 ジャニーズ事務所が調査公表
ジャニーズ事務所の会見で、「指名NG記者リスト」が作成されていた問題をめぐり、ジャニーズ事務所が調査結果を公表し、顔写真入りのリストは、コンサルティング会社の担当者が会見当日の朝に独断で作成し、現場で共有されたものだったと明らかにしました。
ジャニーズ事務所は今月2日の記者会見で、顔写真入りの「指名NG記者リスト」が作成された問題について、関係者へのヒアリングなどに基づく調査結果を10日夜、ホームページで公表しました。
調査結果によりますと、会見2日前の打ち合わせで運営を任せていたコンサルティング会社側から「指名NG」の記者の名前が書かれた一覧が配られ、事務所側は、「指名NG記者リストに記載されている記者も指名するよう明示的に指示をした」ということです。
しかし、会見当日の朝、コンサルティング会社の担当者が写真入りの「NGリスト」を独断で作成して司会者に配布したうえ、現場の複数の担当者らにもLINEで共有していたということで、ジャニーズ事務所は作成・共有などには一切関与していなかったとしています。
また、実際にも、「指名NG記者」との質疑にあわせておよそ14分間対応しており、「指名候補記者」の対応時間、およそ11分を上回っているとしました。