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【中継】能登半島地震から5日目 支援に遅れも

2024年1月5日 16:02
【中継】能登半島地震から5日目 支援に遅れも
1日夕方に起きた能登半島地震は、5日で5日目を迎えました。石川県では92人がなくなり、242人の安否がわかっていません。最大震度6強を観測した輪島市から、藤井キャスターがお伝えします。

国の登録有形文化財の多くある輪島市門前町にある總持寺祖院では、回廊などが倒れてしまったが、文化財であるが故に撤去することができず、専門家と今後の方針を決めていくということです。

金沢市から門前町まではいま、車で5時間ほどかかります。途中の道路状況が悪く、車の往来があまりありませんでした。そのためか、支援が非常に遅れています。

總持寺祖院のそばにある門前高校に避難している男性から、実情を伝えてほしいと声をかけられました。

門前高校に避難・前田善建さん(61)「(Q.穴水や輪島市街地より支援物資が遅いように感じるが)遅かったです。1日から3日までに持ち寄ったものがありますけど、正月のお餅だけです。水は十分とは言えないが、手洗い用の水とか手洗いではなく消毒用のジェルでしのいだり、顔を洗ったりとか、みんなしてない状況。もちろんお風呂もないですし。ガソリンがあれば金沢に行って戻るという行動もできる。燃料がないとそういう行動が一切とれない。とにかく燃料を配給してもらえれば助かる。ぜいたくは言わないですけど、みんな被災しているので、動ける人は動きたい気持ちがあるので、そういう気持ちがテレビの画面越しでも伝わればと思います」

※詳しくは動画をご覧ください。