【速報】沿線反発の京葉線、9月にダイヤ変更 一部の快速復活へ JR東日本会見
今年3月のダイヤ改正で通勤時間帯の快速がほぼ廃止されたJR京葉線をめぐって、沿線自治体から強い反発が上がっていた問題で、JR東日本千葉支社は今年9月にダイヤ変更を行い、朝と夜の通勤時間帯を中心に快速を一部復活させることを発表しました。
30日午後2時から開かれた記者会見で、JR東日本の土沢壇千葉支社長は9月1日にダイヤ変更を行い、京葉線の朝と夜の通勤時間帯を中心に上下あわせ平日7本、土休日12本の快速を復活させることを発表しました。
ただし、平日の朝、上りに運転されていた通勤快速と比べ、停車駅は増えるため、蘇我~東京駅間の所要時間は、ダイヤ改正前の通勤快速から6~7分増加するということです。
この問題は、今年3月のダイヤ改正で朝の通勤時間帯の通勤快速や夕方・夜の快速が各駅停車化する計画が去年12月に発表され、所要時間の増加で利便性が低下するなどとして千葉県や千葉市などが強く反発していたものです。
反発を受けて、JR東日本は3月のダイヤ改正までに早朝上り2本の快速を復活させる対応をとっていましたが、地元自治体はさらなる快速の復活などダイヤの見直しを求めていました。