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JR京葉線ダイヤ改正「悪影響があった」約8割が回答 千葉市アンケート

2024年5月23日 18:56
JR京葉線ダイヤ改正「悪影響があった」約8割が回答 千葉市アンケート

今年3月に行われたJR京葉線のダイヤ改正をめぐり、千葉市が募集したアンケートに回答を寄せたおよそ8割の人が「悪影響があった」と答えました。

この問題はJR東日本が今年3月のダイヤ改正で、京葉線の朝と夕方以降の時間帯の通勤快速と快速をほぼ廃止して各駅停車に変更し、千葉市などの沿線自治体が撤回を求め、反発していたものです。

千葉市はダイヤ改正の影響を調べるとして、利用者にウェブでアンケートを行い、回答のうち普段から京葉線を利用するという1万3727人分の集計結果を公表しました。回答した人は、千葉市と内房・外房地域に住む利用者が85.8%を占め、都心寄りとなる浦安市・市川市・船橋市・習志野市の利用者は7.1%ほどでした。

京葉線の利用全般への影響を尋ねた質問では、回答のうち「悪い影響がある」としたのは81.6%で、「ほぼ影響がない・気にならない」の8.8%、「いい影響がある」の7.1%を大きく上回りました。

自由記述では「通勤快速がなくなり、起床時間が40分早くなった」といった否定的な意見の一方、「混雑が平準化したと感じる」など評価する声もありました。

千葉市は今後、JR東日本に、この結果を提供し、快速の復活などダイヤの改善に向け協議を続けるとしています。