避難誘導など…新幹線“立ち往生”想定で訓練 JR東日本
ことし1月、JR大宮駅近くで発生した架線トラブルで新幹線が立ち往生したことを受けJR東日本は、立ち往生した新幹線から乗客を迅速に降ろし、誘導する訓練を行いました。
訓練は大宮駅を出発した東北新幹線が倒れてきた工事用の足場に衝突し自力で走行できなくなった想定で行われました。
非常用はしごを使って300人の乗客を列車から降ろして線路の外に誘導する手順を確認したほか、故障した新幹線を移動させるため救援の新幹線を連結する訓練も行われました。
JR東日本はことし1月、大宮駅近くで発生した架線が垂れ下がるトラブルで立ち往生した新幹線からおよそ360人の乗客を退避させることになりました。
訓練はこのトラブルをうけたもので「乗客を安全に誘導するため課題を見極め対応力の向上につなげたい」としています。