台風6号Uターンで那覇は再び暴風域に…沖縄の停電3.2万戸、あすも全便欠航で観光客さらに足止め
Uターンし再び沖縄や奄美地方に接近している台風6号は、今後、勢力を強めて西日本に接近する恐れが出てきました。台風の暴風域に入っている沖縄の那覇から中継です。
沖縄本島は再び台風の暴風域に入っていて、風の勢いがとても強く、強い雨を伴いながら吹き付けています。那覇空港では5日午前10時半ごろに最大瞬間風速36.5メートルを観測しました。こちらの建物では木の枝をビニールひもでくくり、枝が折れたり飛んだりするのを防ぐなどの対策が取られています。
沖縄電力によりますと、この台風の影響で、沖縄全域で午後4時半現在、3万2000戸あまりが停電しています。復旧作業は進められていますが、台風が最接近によって停電の長期化や再停電も予想されます。
交通機関も再び大きな影響が出ていて、那覇空港では5日に加え、6日も発着する全ての便の欠航が決まり、観光客の足止めが長引きそうです。
沖縄本島地方では、降り始めからの雨量が600ミリを超えたところもあり、引き続き土砂災害や暴風などに厳重な警戒が必要です。