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動物の臓器を人に…「異種移植」の安全性など検討する委員会設置

2025年1月30日 19:09
動物の臓器を人に…「異種移植」の安全性など検討する委員会設置

ブタなど、動物の臓器を人に移植する「異種移植」の安全性などを検討する委員会が設置されました。

動物の臓器を人に移植する「異種移植」は、2022年にアメリカで初めて行われ、ブタの心臓が心臓病の患者に移植されました。

厚生労働省は国内での「異種移植」を想定して感染症などのリスクや、倫理面での課題などを検討する委員会を設置し、30日、初めての会合を開きました。

委員会では20代以下の若者を対象に行った調査の結果が示され、「異種移植」を「とてもよい方法」、「どちらかと言えばよい方法」とする回答はおよそ7割に上ったということです。

一方、よい方法だと思わないと回答した理由としては、「自分の中に、ヒト以外の臓器が入っているのは嫌な感じがするから」などがあったということです。

最終更新日:2025年1月30日 19:09