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千葉県で記録的短時間大雨情報 各地で猛烈な雨…災害が起きる恐れ

2023年9月8日 12:45

千葉県では、台風13号による湿った空気の影響で、猛烈な雨が降り続いています。気象庁は、災害が起きる恐れが高まっているとして「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表し、厳重な警戒を呼びかけています。

台風13号による湿った空気の影響で、関東地方では大気の状態が非常に不安定になっています。

千葉県では、午前中から非常に活発な雨雲が通過していて、正午までの1時間に、一宮町付近で約100ミリ、睦沢町付近で約100ミリ、長南町付近で約100ミリ。

午後0時10分までの1時間に、茂原市付近で約100ミリ、長生村付近で約100ミリ、白子町付近で約100ミリ。さらに、午後0時20分までの1時間に大網白里市付近で約110ミリと、千葉県各地で猛烈な雨が降り続いているものとみられます。

気象庁は、数年に一度の記録的な大雨になり、災害が起きる恐れが高まっているとして、「記録的短時間大雨情報」を相次いで発表し、土砂災害や河川の氾濫、低い土地への浸水などに、厳重に警戒するよう呼びかけています。

この情報は、もはや大雨の「予想」や「予報」ではありません。災害が発生するほどの猛烈な雨が、実際に降っているという情報です。

すでに大雨警戒レベル4の避難指示が出ていたら、災害が起きる前に今すぐ避難しましょう。

たとえ、まだ避難情報が出されていなくても、少しでも危険を感じたら、避難をためらわないでください。

もし安全な場所まで避難する時間がなかったり、すでに外に避難することが危険だと感じた場合には、近くの比較的丈夫な建物や、自宅の2階以上、山の斜面からできるだけ離れた部屋に避難するなど、状況に応じて、身を守る行動を取ってください。

【川の氾濫・決壊】

もうすでに家の周りで浸水が始まっている場合は、無理に外に避難せず、自宅の2階や3階、場合によっては屋根の上に避難することも命を守る方法の1つです。

【低地の浸水】

もうすでに家の周りで浸水が始まっている場合は、無理に外に避難せず、自宅の2階や3階、場合によっては屋根の上に避難することも命を守る方法の1つです。

【土砂災害】

もしまだ自分のいる場所が被害を受けていなくても、土砂災害に警戒が必要なエリアの中にいると、今後、災害に巻き込まれ、命を落とす危険があります。ただちに避難してください。

もし、もう避難できない場合には、できるだけ斜面から離れた場所にいるようにしてください。また、1階より2階のほうが、土砂災害が起きた時に、助かる可能性が高くなります。