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輪島市の朝市組合、地元で地震後初の市開催

2024年7月10日 14:11
輪島市の朝市組合、地元で地震後初の市開催
能登半島地震の影響で商売の場を失っていた石川県輪島市の朝市組合のメンバーたちが10日、地元・輪島市内の施設で初めて市を開きました。

輪島市のショッピングセンターの一角で始まった出張輪島朝市。

これまで金沢市などで開かれていた出張朝市には、交通手段のない高齢の組合員が参加できていなかったため、出店した40店舗ほどのうち、10店舗ほどは、地震後初めての営業となりました。

今回、ショッピングセンターが場所を提供してくれたことで開催が実現し、開店と同時に大勢の人が訪れました。

輪島市朝市組合・冨永長毅組合長
「なんとか輪島で、一日でも早く開催したいという思いもありました。復興までの販路を確保できたのかなと思っています」

この出張輪島朝市は、朝市の復興のめどがたつまで、「輪島ワイプラザ」の営業時間に合わせて午前9時から午後6時まで開かれる予定です。