東京の感染者、32日ぶりに前の週の同じ曜日の人数を下回る 都の担当者「検査数の減少、報告の遅延など影響か」
19日、全国で新たに確認された新型コロナウイルスの感染者は6万6745人で先週の火曜日を下回りました。ただ、18日まで3連休だったため、検査数が少なかった可能性があります。
東京都内の新たな感染者は1万1018人で、8日連続、1万人を上回りました。先週火曜日からは493人減り、32日ぶりに前の週の同じ曜日の人数を下回りました。
都の担当者は「この3連休での休診による検査数の減少と、検査報告の遅延などの影響を受けたと考えられる。感染の急拡大が継続しているという状況に変わりはない」と説明しています。
従来の都の基準による重症者は18日から4人増えて19人で、新たな死亡の報告はありませんでした。
一方、NNNのまとめによりますと、全国では6万6745人の感染が確認され、先週火曜日の人数を下回りました。前の週の同じ曜日を下回るのは、先月20日以来1か月ぶりです。
福井県では、591人と過去最多を更新しました。
全国の重症者は、18日時点で前の日から11人増えて155人となり増加傾向が続いています。