前線を伴った低気圧や湿った空気の影響で、東北日本海側を中心に再び大雨となるおそれがあります。先週、記録的な大雨によって多くの被害が出た秋田県や青森県でも再び大雨となるおそれがあり、新たな災害発生に警戒が必要です。

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前線を伴った低気圧が近づいている影響で、午後6時現在、秋田県を中心に激しい雷雨となっています。

この前線や低気圧は16日（火）にかけて北日本を通過する見込みで、前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、東北日本海側を中心に雷を伴った激しい雨や非常に激しい雨が降り、大雨となる見込みです。

16日（火）夕方までに予想される雨量は、多い所で、
東北 　250ミリ
北海道　150ミリ
北陸　80ミリ
となっていて、さらにその後、16日（火）夕方～17日（水）夕方までの24時間で
北陸、中国　100～200ミリ
九州北部　100～150ミリ
東北　50～100ミリ
と予想されています。

先週の一連の大雨で、青森県や秋田県内では平年の8月1か月に降る雨の2倍以上の雨量を観測した所もあり、河川が氾濫するなどして深刻な被害が出ました。

これらの地域では、これまでの雨で地盤が緩み、土砂災害や洪水の危険性が高い状態が続いています。

再び大雨となれば、災害が発生する危険性が急激に高まるおそれもあり、厳重な警戒が必要です。