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【解説】熊谷で“39℃”予想…「危険な暑さ」18日も 秋田では広い範囲で雨 前回ほどの雨量はないものの…

2023年7月18日 0:41
【解説】熊谷で“39℃”予想…「危険な暑さ」18日も 秋田では広い範囲で雨 前回ほどの雨量はないものの…

18日も“危険な暑さ”となる列島各地。その一方で、秋田県などでは広く雨が降る予想です。15日、16日ほどの雨量にはならない予想ですが、大雨で地盤が緩んでいるため土砂災害の危険度が非常に高く、厳重な警戒が必要です。

■18日も“危険な暑さ” 夜も気温下がらず“熱帯夜”に

有働由美子キャスター
「今後の暑さと雨がどうなるのか、気象予報士の市村さんとお伝えします。まず暑さですが…」

市村紗弥香・気象予報士/防災士
「18日も、17日と同じくらいの“危険な暑さ”となりそうです。18日午後2時の予想気温は、東京や愛知などで37℃以上。大阪などで35℃以上となっています」
「最高気温(予想)は、熊谷が一番高く39℃、前橋や名古屋で38℃、そして東京でも37℃。各地で体温並みか、それ以上の暑さとなる予想です。夜になっても気温は下がりきらず、東京、名古屋、大阪などでは25℃以上の熱帯夜となりそうです」

有働キャスター
「17日は昼前に外に出たら後悔するくらいの暑さでしたけれども、できれば外出を控えるくらいの気持ちで熱中症対策をした方がよさそうですね」

市村気象予報士
「そうですね、暑さが続いて連日の疲れもたまっていますから、18日は余計に気をつけてほしいですね」

■地盤緩む秋田…少量の雨でも災害の可能性あり

市村気象予報士
「続いて雨の予想です。東北では18日から20日にかけて再び大雨となりそうです。雨雲の動きを見ていくと、18日の朝からところどころで雨が降り出し、お昼ごろには秋田などで広く雨となりそうです」
「その後も東北には断続的に雨雲がかかり続け、19日の夜からは東北南部や新潟でも激しく降るところもありそうです。特に秋田県ではこれまでの大雨で地盤が緩んでいるため、土砂災害の危険度が非常に高くなっています。少しの雨でも災害が起きる可能性があり、厳重な警戒が必要です」

有働キャスター
「今回は市街地でも車が浸水して亡くなられた人もいましたけど、浸水の警戒度はどうでしょうか」

市村気象予報士
「18日以降は15~16日ほどの雨量にはならない予想です。ただ、アンダーパスなど低くなっている場所が冠水することは十分考えられます。車での移動の際は、道路の状況に十分注意して走行してください」

有働キャスター
「改めてになりますが、気象庁の『キキクル』や自治体のホームページなどで最新情報を確認して、災害への警戒をお願いします」

(7月17日放送『news zero』より)