輪島市南志見のほぼ全住民が身を寄せ…馳知事、金沢市内の避難所訪問 今後の要望など聞き取る
石川県の馳浩知事が23日、輪島市南志見地区のほぼ全ての住民が身を寄せている金沢市内の避難所を訪ね、今後の要望などを聞き取りました。
23日午後、馳知事が訪ねたのは、避難所となっている金沢市の「額谷ふれあい体育館」です。ここには被災後、孤立集落となっていた輪島市南志見地区の117人が身を寄せていて、馳知事は直接、今後の要望などについて聞き取りました。
馳知事「こんなこと言ったらわがままじゃないか、言い過ぎじゃないかと言わないで、何でも言ってください」
南志見公民館長・浜高元一さん「インフラが整った仮設住宅に、 新たな南志見のコミュニティーをつくりたいと直接伝えた」
その後、この体育館に設置されているペットの飼育スペースなどを視察しました。
一方、2次避難先となっている加賀市内の旅館では、臨時の診療体制がとられています。23日は、市の保健師らが避難者に電話で健康状態の確認をしていました。体調などによって医師の診療などをあっせんするということです。