秋田新幹線を活用 新鮮なハタハタを首都圏に輸送
秋田沖で獲れた新鮮なハタハタを秋田新幹線で輸送し、首都圏で販売する取り組みが行われました。
この取り組みは秋田の魚の新たな需要を掘り起こし、販路拡大を図ろうと秋田県が行いました。JR東日本では新幹線や特急列車などを活用して生鮮食品などを輸送するサービスを行っています。
そのサービスを利用して秋田新幹線へと運び込まれたのは、男鹿沖で獲れた新鮮なハタハタです。通常、秋田の魚が首都圏で販売されるのは水揚げから2日後ですが、新幹線で輸送することで水揚げ翌日の販売が可能になります。
秋田県水産漁港課・長谷部寛人さん「鮮度の良いものを運んで、おいしい魚が秋田にあるということを知ってもらって、首都圏の方への販路拡大というのをできれば」
東京・品川にある秋田県のアンテナショップへと運ばれたハタハタはあわせて300匹あまり。
秋田県は今回の取り組みを足掛かりに、秋田の魚を首都圏の飲食店などにもPRしていきたい考えです。