台風14号 三陸沖へ抜け…温帯低気圧に
西日本を中心に大きな被害をもたらした台風14号は、三陸沖に抜けて20日午前9時に温帯低気圧に変わりました。
台風14号は、朝にかけて、北陸から東北へ進んだあと、三陸沖へ抜け、20日午前9時に温帯低気圧に変わりました。ただ、低気圧の周辺では引き続き、広い範囲で強い風が吹いています。
予想される最大瞬間風速は、北陸、東北、関東甲信、北海道で35メートル。
予想される雨の量は、21日朝までの多い所で関東甲信で120ミリ、東海や東北で100ミリなどとなっています。
低気圧周辺の雨雲や湿った空気による雨雲で非常に激しい雨が降る所があります。暴風や高い波、土砂災害、河川の氾濫などに厳重な警戒が必要です。