米の「臨界前核実験」に抗議…「地球平和監視時計」がリセットされる 広島市
アメリカによる「臨界前核実験」に抗議し、広島市で「地球平和監視時計」がリセットされました。
広島市の原爆資料館にある「地球平和監視時計」は、世界で最後におこなわれた核実験からの日数を示しています。
今月14日のアメリカによる核爆発を伴わない「臨界前核実験」に抗議し、19日に時計をリセット、「最後の核実験からの日数」が976日から「5日」に切り替わりました。
原爆資料館・石田芳文館長「核兵器の廃絶を訴えてきた被爆者の方々、広島の思いを踏みにじる行為であり、強い憤りをおぼえている」
ドイツからの観光客「アメリカが再び核実験をしたと聞いて驚いた。鳥肌が立った」
「地球平和監視時計」の日数の切り替えは今回で29回目です。