児童が「スズメバチ」に刺される 原爆資料館の展示室で…
広島市の原爆資料館で14日、児童がスズメバチに刺されていたことがわかりました。
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――スズメバチがいて児童が刺されてしまった
観光客
「そうなんですか」
「こわいですね」
校外学習など、多くの人が訪れる広島市の原爆資料館で、14日に本館の展示室を訪れていた児童がスズメバチに刺されたと係員に申し出がありました。児童は病院で手当てを受け、症状は安定しているということです。刺したスズメバチはすでに捕獲されていて、原爆資料館は15日も通常通り開館しました。
原爆資料館 豆谷利宏副館長
「中にスズメバチの巣があるのは考えにくいことなので、外からの侵入ではないかと考えております」
なぜ資料館にスズメバチが現れたのか。専門家は別の可能性を指摘します。
広島市森林公園こんちゅう館 藤井智展さん
「建物内のどこかで越冬をしていて、部屋の中が暖かくなってきたので活動をしてしまったという可能性があります」
また、この時期にスズメバチが活動しているのは珍しいといいます。
資料館では今後、警備員の巡回でスズメバチなどの侵入がないか確認を強化するということです。