児童の水筒の水が“異常な味” 杉並区内では先月も被害
14日午前、東京・杉並区立の小学校で児童が、持ってきた水筒の水に異常な味を感じ、吐き出しました。区内では先月にも児童の水筒に塩素系のにおいがする液体を入れられる被害が起きています。
杉並区によりますと、14日午前、区立小学校の教室で児童が家から持ってきた水筒の水を口に含んだところ、異常な味を感じて吐き出しました。児童に健康被害はないということですが、学校は異物の混入があったとみて警視庁に相談し、液体を提供しました。
校門の防犯カメラには不審人物は映っていなかったということですが、学校は児童に注意と情報提供を呼びかけていて、16日、保護者説明会を行う予定です。
区内では、先月19日に別の小学校でも児童の水筒に漂白剤を薄めたような塩素系の臭いのする液体が入れられる被害が起きています。