茨城と東京で相次いで「はしか」の発生確認 注意呼びかけ 厚労省
茨城県と東京都内で相次いで「はしか」の発生が確認され、厚生労働省は注意を呼びかけています。
厚労省などによりますと、先月27日、海外渡航歴のある茨城県内の男性がはしかと診断されました。さらに、この患者と同じ公共交通機関を利用した東京都の2人に今月3日、発熱などの症状が出て、その後、はしかへの感染が確認されたということです。
厚労省は、患者と接触があったり海外から帰国後にはしかを疑う症状があったりした場合、受診の際は公共交通機関の利用を控え、必ず事前に医療機関に連絡し、医師の指示に従ってほしいとしています。
また、2回の定期接種で大幅に感染リスクを下げられるとして、対象年齢の子をもつ保護者は忘れずに接種を行い、海外に渡航予定の人で、はしかのワクチン接種歴が不明な場合なども、予防接種を検討してほしいと呼びかけました。