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愛子さま、初のお一人地方公務で佐賀訪問 “熱烈歓迎”に笑顔

2024年10月11日 20:37
愛子さま、初のお一人地方公務で佐賀訪問 “熱烈歓迎”に笑顔

天皇皇后両陛下の長女愛子さまが、初めてお一人での地方公務に臨まれています。地元の人たちの歓迎をうけ、子どもたちとのふれあいを楽しまれる場面もありました。

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11日午前11時半ごろ、飛行機で佐賀空港に到着された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま。ピンクベージュの装いの愛子さまは、知事らの出迎えに笑顔で応じ、「少し緊張しておりますが、2日間どうぞよろしくお願いいたします」と挨拶されました。

空港には、愛子さまを一目見ようと多くの人の姿がありました。

「愛子さまー」

車の窓をあけて、笑顔で手を振りながら、空港を出発された愛子さま。

「待ってたかいがありました」
「見えました!かわいらしかったです!」

午後0時20分ごろ、愛子さまは最初の訪問先である佐賀県庁に到着されました。ロビーでは、地元の幼稚園児ら20人ほどが国旗を振って出迎え、愛子さまは歩み寄って腰を落として、子どもたちににこやかに声をかけられました。

愛子さま
「何歳ですか?」

園児
「5歳!」
「5歳です!」
「6歳です!」

子どもたちからは…

園児
「楽しかったです」
「かわいかった!」

11日、初めてお一人で地方での公務に臨まれた愛子さま。成年皇族となったときは、こう話されていました。

「私は幼い頃から天皇皇后両陛下や、上皇上皇后両陛下を始め、皇室の皆様が国民に寄り添われる姿や、真摯(しんし)に御公務に取り組まれるお姿を拝見しながら育ちました」(2022年3月 成年の会見)

幼い頃から愛子さまは天皇皇后両陛下の公務に同行し、ときには同世代の子どもたちともふれ合われてきました。今年3月、伊勢神宮への卒業報告で三重県を訪問された際は…

「卒業おめでとうございます!」
「卒業したんやで大学」
「ニュースで見た!」

子どもたちに自ら近づき「小学校は楽しい?」などと声をかけられた愛子さま。「国民の中に入る」というスタイルを大切にされてきた、ご両親を思わせるふれあいは、11日の公務にも引き継がれていました。

そして午後3時前、佐賀市の「SAGAスタジアム」に到着された愛子さまは、「国民スポーツ大会」の陸上競技を観戦されました。会場の手拍子に合わせて、愛子さまが笑顔で手拍子される場面もありました。

12日は柔道競技を観戦するほか、県内で手すき和紙の工房などを視察される予定です。