石川の海岸でも“ロシア語”注射器が…日本海側で漂着相次ぐ
先月下旬から相次いでいる、ロシア語などが書かれた注射器の漂着。新たに石川県でも注射器が見つかりました。能登海上保安署は、注射器を見つけた場合、決して触らず自治体などへ通報するよう呼びかけています。
◇
3日、石川県珠洲市の海岸で、袋に包装された注射器が複数、見つかりました。針がついたものも散乱していました。
2日、「道の駅で注射器が漂着している」と通報があり、3日、能登海上保安署の職員が道の駅周辺の海岸を捜索。針がついたままの注射器など28本を発見しました。さらに捜索の範囲を広げると、珠洲市から輪島市の間でも6本の注射器が漂着していたといいます。
見つかった注射器の袋には文字が書かれたものもあり、中にはロシア語で「医療用」と書かれたものもありました。
実は、こうしたロシア語が書かれた注射器の漂着は、先月下旬から相次いでいます。注射器が見つかったのは島根、鳥取、兵庫、京都など西日本の日本海側でしたが、新たに石川県でも見つかったのです。
能登海上保安署では、注射器を見つけた場合「決して触らず、自治体などへ通報」するよう呼びかけています。