統一地方選など控え 警視庁が“要人警護訓練”公開
統一地方選挙やG7広島サミットを前に、全国の警察から派遣された警察官の要人警護訓練が公開されました。
2日に公開されたのは全国の警察から警視庁の警護課に1年間、研修に来ていた警察官の総括訓練で、およそ30人が参加しました。
訓練では警護対象者がナイフで襲われた際の対処方法などを確認しました。研修を終えた参加者は各地方の警察で要人警護を指導する立場となります。
安倍元首相の銃撃事件後、警視庁は警護体制を倍増させるなど、統一地方選挙やG7広島サミットへの警戒も強めていて、警視庁の深井貴警護課長は「銃器事案などの突発事案に的確に対応しうる警護警備を実施していく」としています。