藤井聡太五冠(19)がA級に昇級、最年少で「名人」の可能性も
藤井聡太五冠(19)が来年度、将棋界で最も伝統あるタイトル「名人」への挑戦権をかけたリーグ戦に参加することが決まりました。
挑戦権獲得までプロデビューから最短でも5年かかる「名人」を、藤井五冠は最年少で獲得する可能性を残しています。
藤井五冠は9日、東京の将棋会館で行われた順位戦B級1組の対局で、佐々木勇気七段(27)に勝利し、順位戦A級に昇級することが決まりました。
順位戦はA級からC級2組までの5つのクラスに分かれ、1年間かけて戦い、昇級を目指すリーグ戦で、最上位のA級の1位の棋士が名人への挑戦権を獲得します。
そのため、名人挑戦までにはプロデビューから最低でも5年かかることになります。
現在の名人獲得の最年少記録は谷川浩司九段の21歳2か月で、藤井五冠はこの記録を更新する可能性を残し、来年度、名人への挑戦権をかけてA級に挑むことになりました。
■藤井五冠の対局後のインタビュー
――A級昇級について
「今期は全体として苦しい戦いだったと思うので、なんとか昇級できたのはよかったです」
――名人挑戦権かけ戦う抱負について
「今期がけっこう課題が多かったと思うので、しっかり振り返って、来期、挑戦権争いに絡めるようにがんばりたいと思います」
挑戦権獲得までプロデビューから最短でも5年かかる「名人」を、藤井五冠は最年少で獲得する可能性を残しています。
藤井五冠は9日、東京の将棋会館で行われた順位戦B級1組の対局で、佐々木勇気七段(27)に勝利し、順位戦A級に昇級することが決まりました。
順位戦はA級からC級2組までの5つのクラスに分かれ、1年間かけて戦い、昇級を目指すリーグ戦で、最上位のA級の1位の棋士が名人への挑戦権を獲得します。
そのため、名人挑戦までにはプロデビューから最低でも5年かかることになります。
現在の名人獲得の最年少記録は谷川浩司九段の21歳2か月で、藤井五冠はこの記録を更新する可能性を残し、来年度、名人への挑戦権をかけてA級に挑むことになりました。
■藤井五冠の対局後のインタビュー
――A級昇級について
「今期は全体として苦しい戦いだったと思うので、なんとか昇級できたのはよかったです」
――名人挑戦権かけ戦う抱負について
「今期がけっこう課題が多かったと思うので、しっかり振り返って、来期、挑戦権争いに絡めるようにがんばりたいと思います」