■台風6号
31日正午に、沖縄付近で台風6号が発生しました。今後は東シナ海を北上し、1日の朝には熱帯低気圧に変わる見込みです。九州南部から沖縄は、31日夜遅くにかけて、雷を伴った非常に激しい雨が降り、大雨となりそうです。

1日夕方までの予想雨量は、多い所で、九州南部・沖縄で120ミリ、奄美は80ミリです。九州南部では、これまでの雨ですでに地盤が緩んでいる所もあり、31日夜遅くにかけて、土砂災害に厳重な警戒が必要です。

また、1日にかけて予想される最大瞬間風速は、九州南部・奄美・沖縄で25メートル、波の高さは、九州北部・奄美・沖縄で5メートル、九州南部は4メートルの見込みです。強風や高波にも注意が必要です。

■全国の8月1日（月）の天気
西日本から東日本は、晴れる所が多いでしょう。気温は朝から高く、日中は各地で35℃以上の猛烈な暑さとなりそうです。熱中症警戒アラートの出されている所も多くなっています。できるだけ外出は控え、冷房を適切に使うなど、昼夜を問わず熱中症に厳重な警戒が必要です。

一方、北日本は、低気圧からのびる前線が次第にかかってきそうです。東北北部は雨が降り、雷を伴って激しく降る所があるでしょう。北海道も、次第に雨が降り出しそうです。

予想最高気温
38℃　福井、京都、豊岡（兵庫）、米子（鳥取）
37℃　前橋、熊谷、松江、鳥取
36℃　長野、名古屋、岐阜、富山、金沢、大阪、奈良、岡山、高松、福岡
35℃　福島、宇都宮、東京都心、横浜、甲府、広島、徳島、佐賀、熊本

■全国の週間予報
北日本は4日（木）ごろにかけて、くもりや雨となるでしょう。台風5号や6号から変わる低気圧が通過するため、日本海側を中心に大雨となるおそれがあります。今後の情報にご注意ください。

東日本と西日本は、晴れて猛烈な暑さが続くでしょう。7日（日）ごろにかけて猛暑日となる所が多く、熱中症など体調管理に十分注意が必要です。