×

賞味期限が近づいた災害用の備蓄食品 名古屋市内の法人・団体へ無償配布

2024年5月8日 17:32
賞味期限が近づいた災害用の備蓄食品 名古屋市内の法人・団体へ無償配布
画像提供:名古屋市防災危機管理局
名古屋市は8日、市が災害用として備蓄している食品の中で賞味期限が近づいたものを、市内の法人や団体に無償で配布すると発表しました。

この取り組みは防災意識の啓発や食品ロス削減のために2023年から開始し、今回で2回目となります。配布されるのは、2025年7月が賞味期限の500mlペットボトル飲料水約2100箱(1箱あたり24本)と、ビスケット約1050箱(1箱あたり100食)。

市の担当者によると、昨年開催時に無償配布した食品の活用法についてアンケートを行ったところ、「施設利用者に防災啓発を目的として配布」が最も多く、次いで「社内の防災訓練・研修等で活用」「社員の防災啓発を目的として配布」「防災に関するイベントなどで配布」という結果になったということです。

希望者は専用フォームから申込みが必要で、在庫数に達した時点で受け付け終了。5月20日から6月22日の間に、大府IC近くの倉庫で食品の引き渡しを行うということです。
中京テレビのニュース

  • 日テレNEWS NNN
  • 社会
  • 賞味期限が近づいた災害用の備蓄食品 名古屋市内の法人・団体へ無償配布