人材派遣会社経営の男性を殺害したなどの罪に問われる男 初公判で起訴内容認める 愛知・安城市
2023年11月、愛知県安城市の人材派遣会社で、経営者の男性を包丁で刺し、殺害したなどの罪に問われている男の初公判が開かれ、男は起訴内容を認めました。
起訴状などによりますと、小林元被告(36)は、2023年11月、安城市新田町の人材派遣会社の事務所で、この会社を経営する榊原修さん(当時41)の右わき腹を包丁で刺し、殺害したなどの罪に問われています。
11日、名古屋地裁岡崎支部で開かれた初公判で、小林被告は起訴内容を認めました。
続く冒頭陳述で、検察側は「小林被告は、以前から金銭トラブルで被害者に恨みを募らせていた」などと指摘しました。
一方の弁護側は「小林被告は、被害者が経営する会社の下請会社で代表を務めていたが、実権は被害者にあり、意図的に被告が被害者に借金をするよう仕向けた」などと主張しました。