高配当を約束し、約4000万円を不正に受け取ったとして、男2人が逮捕されました。

出資法違反の疑いで逮捕されたのは、名古屋市中区にある「TMK」代表取締役の富島政治容疑者（54）と、元従業員の前田光生容疑者（53）です。

警察によりますと、2人は資格がないにもかかわらず、2021年10月から2022年9月ごろまでの間、愛知県に住む4人の男女に対して「お金を預けてくれればFXで毎月配当を出す」「配当は年間40％」などと約束し、現金計約4000万円を不正に受け取った疑いがもたれています。

調べに対し、2人は「違法だとは思わなかった」などと、容疑を否認しているということです。

押収品には、この事件より前にも金を受け取っていた記録が確認されていて、警察は2人が同様の手口で不正に現金を集めていたとみて調べています。