名鉄が初任給を引き上げ 採用人数も22年度の約2倍に拡大
名古屋鉄道は21日、総合職の初任給を引き上げると発表しました。
25年度から、運転士や駅員などの「鉄道現業職」の初任給を、大卒は2万円以上、短大・専門卒は1万8千円以上、高卒は1万6千円以上引き上げるということです。
総合職については24年度から年俸制に移行。月額換算すると、大卒の初任給が現行より7万円増の30万円、大学院卒の初任給は7万1700円増の31万6700円となります。
また、25年度は採用人数も拡大し、22年度の約2倍となる235人を採用する方針を示しました。
今回の初任給引き上げについて名鉄は、「従業員のやりがいや働きやすさ向上のため、今後も“人への投資”に積極的に取り組んでいく」としています。