ヘリコプターで搬送も 南海トラフ地震想定訓練 愛知・愛西市
南海トラフ地震と津波を想定して、愛知県愛西市にある「ゼロメートル地帯広域防災活動拠点」で、ヘリコプターによる搬送訓練などが行われました。
この訓練は、県と愛西市が中心となって行ったものです。愛西市に整備された「ゼロメートル地帯広域防災活動拠点」には、浸水エリアからボートなどで救出された被災者用の仮設トイレが設置されました。
体が不自由な人などを優先してより安全な場所に搬送するため、定員55人の陸上自衛隊の大型ヘリコプターを使って水没を免れた中継地点まで搬送する訓練が行われました。
また、ボートによって救出された具合が悪い人を、隣接する老人ホームで一時保護し、病院での治療が必要な場合を想定して、愛知県警のヘリコプターで搬送する流れを確認しました。