「俺のために何でもできるなら…」売掛金抱える女性客を風俗店に勧誘か ホストクラブ運営の男ら4人逮捕 愛知・安城市
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売掛金を抱えていたホストクラブの女性客に対し、風俗店で働くよう勧誘したとして、ホストクラブなどを運営するグループの代表の男ら4人が逮捕されました。「俺のために何でもできるなら風俗やって」などと言っていたとみられています。
職業安定法違反の疑いで再逮捕されたのは、ホストクラブやキャバクラを運営する「ASグループ」の代表、青木成平容疑者(34)と、グループ幹部の田中建容疑者(54)です。
警察によりますと青木容疑者と田中容疑者は去年6月、青木容疑者が経営するホストクラブ「Autobahn」の女性客(当時27)に対し、男性客を相手にみだらな行為をさせるため無店舗型性風俗店で働くよう勧誘し、店に女性を紹介した疑いがもたれています。
また、ASグループに所属するホストの男2人も、青木容疑者らと共謀して別の女性客らを無店舗型性風俗店で働くよう勧誘したとして、逮捕されました。
「俺のために何でもできるなら風俗やって」などと言い、女性客が抱えていた売掛金を回収するために、風俗店で働くように勧誘したとみられています。
4人は、無許可で風俗店を営業したとして今月5日に逮捕されていて、その後の捜査で今回の容疑が発覚しました。
警察は4人の認否を明らかにしていませんが、少なくとも店の女性客50人が合計2000万円ほどの売掛金を抱えていたということで、他の客にも性風俗店で働くよう勧誘していたとみて調べを進めています。