愛知県が市町村と連携して人口問題対策を検討する「愛知県・市町村人口問題対策検討会議」の初会合が17日に開かれ、各市町村の課題について意見交換が行われました。

愛知県によりますと、県の人口は4年連続で減少していて、中でも岡崎市や豊田市などの11市町村で2005年と2020年で人口を比較すると10％以上減少しています。

こうしたことを受け、県は市町村と連携して地域の状況に応じた人口問題対策に取り組もうと、11市町村を含めた40市町村で構成される「愛知県・市町村人口問題対策検討会議」を立ち上げ、５月17日に1回目の会合が開かれました。

会議では各市町村の現状報告が行われたほか、農林水産業の振興や地域交通の確保、空き家の活用の3つの課題に重点的に取り組むことが共有されました。

今後は3つの課題についてグループに分かれ、対策を検討するということです。